前田晃央 理事長

信頼関係を築いたチームで充実した終末期の人生を支える

前田晃央院長福田幹久理事長を中心に、「鳥取県西部地区の在宅医療に貢献する」ということを目標に、患者さんの目線での医療を続けてまいりました。
20年という時間で大きく変化したことの一つは、在宅医療の認知度が上がったことです。患者さんや御家族に浸透しただけでなく、病院関係者との連携も進み、「自宅で暮らしたい」という患者さんの希望をできるだけ実現できる体制が整ってきました。これまで支えて下さった患者さんや御家族を始め、多くの関係者の方々に厚く御礼申し上げます。

在宅医療は一つのクリニックだけでは完結しません。患者さんを中心に、御家族やケアマネージャー、看護師、薬局などコメディカルとチームを作り、協力し合って始めて成立します。信頼関係のあるチームで患者さんの終末期の人生を支援するのが在宅医療なのです。医療だけでなく、食事や排せつ、衛生、精神面など生活の全てをチームで支えることで、患者さんや御家族にとって平穏で充実した時間を作っていくことが一番大事だと感じています。

患者さんとのお別れは悲しいですが、かけがえのない時間を共有させて頂いたことは、私たち医療者にとっても宝物になっています。コロナ禍で入院患者との面会が厳しく制限された際には、在宅医療のニーズが非常に高まり、最期の時間の過ごし方を改めて感じさせられました。

質の高い医療を提供するには、患者さん一人ひとりの病状をできるだけ理解・把握した上で対応することが大事だと考えています。現在、米子市内には在宅医療専門医院が4つに増え、地域の受け皿は大きくなりましたが、当クリニックとしてもさらに医療を充実させ、多くのニーズに対応できるよう努めていきたいと思います。 今後とも宜しくお願いいたします。

福田幹久 名誉院長

「最期を自宅で過ごしたい」そんな患者さんの願いを叶えたくて

福田幹久理事長在宅療養支援診療所ひだまりクリニックは2024年、20周年を迎えました。当初は「在宅医療」という言葉自体も浸透しておらず、仲間を募り、介護事業所や病院を始めとした関係機関との連携体制を構築するところからスタートしました。

現在はスタッフが増え、地域での認知度も上がり、少しずつ患者さんのニーズにお応えできるようになってきました。患者さんと御家族、チームとして共に在宅医療を支えて下さっている多職種の皆さん、そして懸命に頑張ってきてくれたスタッフのおかげです。厚く御礼申し上げます。

病院勤務時代、多くの患者さんは病院で最期を迎える以外に、選択肢がありませんでした。「最期を家で過ごしたい」という患者さんの願いに少しでも寄り添いたい、と鳥取県で初めて在宅医療専門医院を開設しました。 訪問診療は定期的に御自宅に伺って診察します。患者さんや御家族と信頼関係を築き、かけがえのない日々をサポートさせて頂くことで、喜んでもらえた時には本当に続けて来て良かったと感じます。

開院当初からポータブルレントゲン・エコーなど各種医療機器を活用した診療を行ってきましたが、その多くが20年の間に著しく進化し、より充実した医療をお届けできる体制になってきました。
在宅医療では、看護師、ヘルパー、ケアマネージャーなど多職種との連携が欠かせません。今後も一層連携を強めると共に、薬剤師や栄養士、歯科医師らとも繋がりを深め、レベルの高い在宅医療を進めていきたいと考えています。

現在、米子市内の在宅医療専門医院は4つに増えました。在宅医療の潜在的ニーズはまだまだ高いと感じています。情報発信やニーズの掘り起こしに努め、地域のより良い暮らしに貢献していきたいと思います。 今後とも御支援を賜りますよう宜しくお願いします。

福田幹久 略歴

昭和57年3月滋賀医科大学卒
昭和57年4月鳥取大学医学部第二外科入局
平成05年4月国立松江病院赴任。 主に呼吸器外科に従事
平成10年4月国立松江病院呼吸器外科医長
平成16年8月ひだまりクリニック開業

福田幹久 主な資格

  • 医学博士
  • 外科専門医
  • 消化器外科認定医
  • 胸部外科認定医
  • 産業医
  • 麻酔標榜医

医師 新田晋

患者さん一人ひとりのニーズに合った支援を

医師新田晋在宅医療は、病院に比べて患者さんや御家族との距離が近い気がします。御自宅に伺うので、患者さんもリラックスされていることが多く、時間をかけてゆっくり話をさせて頂けていると感じています。私自身の性格も柔らかくなったように思います。
ご家庭によって求められている支援の形は微妙に違います。それぞれの患者さん、御家旅のペースに合わせて、臨機応変にニーズに対応し、在宅での生活をサポートしていきたいと思います。

医師 松永佳子

地域の力で患者さんを家に帰す

医師松永佳子当院に来るまでの5年間、在宅ホスピスケアに取り組む神戸のクリニックなどで緩和ケアを学び、「地域の力で一人の患者さんをご自宅に帰すことができる」と実感しました。
医師を始め、患者さんに関わる多職種が、患者さんのためにそれぞれプロとして最善を尽くし、互いに連携することで、在宅医療は実現できるのです。
患者さんや御家族から「家で過ごせて良かった」という声をお聞きすると、本当に続けて来て良かったと思います。

医師 藤原義和

一人ひとりが声を上げてよりよい医療を実現

医師藤原義和心臓血管外科医として長年病院に勤務していましたが、昨年10月から当院で働き始めました。
在宅医療では、行政や介護施設など多職種と連携し、御家族と協力関係を築いて患者さんを一体的に診ます。地域の包括的なケアに貢献する一員としてやりがいを感じています。
よりよい医療は、患者さんを取り巻く全員の力で実現します。今後もご要望があれば積極的に言って頂き、質の高い医療へ繋げていきたいと思います。

看護師一同

穏やかな終末期を支えていきたい

看護師一同在宅医療では患者さんが主人公。慣れ親しんだ自宅で、病院と遜色ない治療を受けながら最期を迎えることができるシステムです。
ナースコール一つで看護師が飛んでくる病院とは違いますが、日々信頼関係を築いたスタッフが24時間365日対応することで、患者さんの穏やかな日々を支えられているのではないかと感じています。
多くの患者さん、御家族に過分な言葉を頂き、改めて在宅医療に携わってきて良かったと思っています。

医療事務員一同

スタッフ一同で安心できる診療を届ける

医療事務員一同ひだまりクリニックの開業当時は、在宅医療の情報がほとんどなく、特殊な診療点数システムなどについて必死で勉強しました。
保険証の確認などで御自宅まで伺った際には、患者さんや御家族の声をお聞きすることも多く、改めて在宅医療のニーズの高さを実感したものです。
おかげさまでスタッフも患者さんの数も増えてきました。今後もスタッフ一同で、患者さんや御家族が安心できる診療をお届けしていきたいと思います。

医療補助員一同

一人の患者さんを多職種で支える

在宅医療は、多くの職種が関わって成り立っていると日々感じています。
私たち医療補助員も、朝のカンファレンスに出席したり、医師のカルテを見たりします。一人の患者さんを様々な職種の多くのスタッフでお支えしているのです。
特に当院は職種による上下関係がなく、雰囲気がとても良いため、連携が取れやすい環境にあると思います。
今後も医師や看護師が業務に集中できるよう、今まで通り着実に下地を作っていきたいと思います。

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*月〜金(9時〜17時):ひだまりクリニック

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常時対応できる連絡体制・対応体制で万全を期しております。

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著者:ひだまりクリニック院長 福田幹久
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